2005年に公開されたヒップホップ映画「エイトマイル」にハマった人は多いですよね!
アメリカの超有名ラッパーであるエミネムの半自伝的映画で、当時まだティーンエイジャーだった私もかなり影響をうけました。挿入歌の『Lose yourself』をひたすらにリピートした経験もあります(笑)
実は最近、ある雑誌を見ていたらエミネムが登場してたこともあり懐かしくなって、映画エイトマイルを見直してみました。相変わらずの面白さだったこともあり、興奮が覚めません。
なのでこの記事では、映画エイトマイルの魅力を改めてお伝えしていきます!なつかしい!
映画エイトマイルは夢を叶えるストーリーだった
映画エイトマイルは夢を叶えるストーリーなんですよね。それが当時10代だった私にもとてもかっこよく映りましたし、30歳を超えた今になってもとても勇気をもらえる内容になっています。人は誰しも夢を持って生きる時があるので、多くの人の共感をよんだのでしょう。
というのも、主役をつとめるエミネムは裕福とはほどとおい生活をしています。家もマンションや戸建てではなく、窮屈なトレーラーハウスで暮らしていました。体調が悪く働けない母親と、幼い妹をささえるために仕事をしていたのです。
実は私個人も、母が体調を崩して働けない時期があり、自分のやりたいことを我慢して家族の生活のために自分の給料をあてていました。エミネムと同じで父親もいなかったので、その状況にもすごく共感できたんですよね…!
ただ、自分はやりたいことをあきらめていたけど、同じ状況でも夢を叶えようとするエミネムに勇気をもらったのは間違いありません。「半自伝的作品」ということもあり、どこまでが実話なのかは分かりませんが、夢を叶えるストーリーが多くの人に人気の理由のひとつでしょう。
ちなみにエミネムの夢は「ヒップホップで生計をたてること」です。題名でもある「エイトマイル」は、アメリカのデトロイトにあった貧富の差をあらわす境界線のことです。
つまりは『ヒップホップで成功して、エイトマイルの向こう側にいくぜ』というメッセージがこもった映画なんですね。大変な家庭環境のなか、決して折れずに「やりたいことをやるんだ」という強さはみんな欲しいじゃないですか?
でも現実は甘くないので逃げたくもなるし、投げ出したくもなります。それでも立ち上がったエミネムだから成功したわけですが、夢を叶えたい人にとっての教訓にもなる映画ですよね。
映画エイトマイルは人生逆転の希望をくれる
エイトマイルは夢を叶えるストーリーであると同時に、人生逆転の希望をくれる映画です。多くのヘッズから支持された理由もそこにありますよね。
私もはじめてこの映画を観た時に、ちょうど人生の進路に悩んでいる時でした。人生逆転というと少し大げさですが、毎月の生活もキツキツで、寝ずに働いてはいるけど毎月の支払いに追われるような状態だったんですよね。
ちなみに映画の中のエミネムもまさにそんな感じで、働けど働けど生活はよくならず、ストレスも抱えながら精神をすり減らして毎日を送っています。その姿についつい、自分を重ねてしまう人も多いでしょう。まぎれもなく私もその一人だったので、「わかりみが深い…」と何度も繰り返し見てしまっている映画なのです。
だけど、そのまま終わってしまったらバッドエンドじゃないですか。主役のエミネムはヒップホップを通して、人生逆転とも言える変化を起すことに成功します。そのシーンでもまた、「ああ、自分もこうなりたいな」と前向きな気持ちにさせてくれるんですよね…!
また、『成功するためには努力をしなければならない』ということもエミネムは教えてくれています。仕事に向かうバスの中で、毎日毎日リリックをかきためていくんですよね。ボロボロのノートとペンを取り出して、思いついたリリックをメモに残していく。
そうやって書き溜めた歌詞がエミネムの代表曲につながって、全米オリコンチャートに顔を出したり、日本でも有名なラッパーとして知られることになりました。
はじまりはボロボロのノートとペンだったことを見ると、その逆転劇にトリハダがたちますよね…!とてもしびれる映画なのは間違いありません。
映画中のエミネムのラップがかっこよすぎる
そして何より、映画のなかでのエミネムのラップがかっこよすぎます。もう、笑ってしまうほどにかっこいいラップを決めてくれるんですよね…!
エミネムの音源を聞いたことがある人は分かると思いますが、独特な声とリズミカルなフロウがとっても耳心地がいいじゃないですか。それを即興でやるシーンでは、ライミングもしていてかつ相手をディスっているわけです。このクオリティの高さにもう、唸るしかありませんよね…!
映画の最後にはラップバトルのシーンもあるのですが、そこでの個人的パンチラインは言葉が汚すぎてこのブログには載せられません(笑)
会場の空気を味方につけるあたりも、リアルに超有名なラッパーのスキルを体感できる貴重なシーンだと思います。わたしも実際の現場にいるかのような雰囲気になり、一緒になって「ヘイパパドク!」と叫んでしまったほどです。
エミネムのかっこよすぎるラップも間違いないくエイトマイル中の見どころなので、チェックしてみてください!
エイトマイルはラップ好き以外にもオススメ!
もちろん他にも、映画エイトマイルの魅力はたくさんあります。とても1日では語りつくせないので、ぜひお近くのヒップホップ好きのお友達と一緒に鑑賞してみてくださいね。
また、エイトマイルはラップやヒップホップが好きな人でなくともおすすめできる映画です!
人生は自分の手で変えられることを教えられるし、夢は叶うってことを教わります。忙しい毎日を送っていると見失いがちなこともある「夢」とか「理想の人生」ですが、エイトマイルがそれを教えてくれるんですよね。
個人的にも人生のベスト映画に入ってくるので、これからも定期的に見返していこうと思います!みなさんもぜひ、エイトマイル月間をもうけてみてくださいね!